


常にペットの人気上位に挙げられる「猫」。「可愛い」のはもとより、「散歩の必要がない」「飼う手間が少ない」「狭い部屋でも飼える」等の理由、さらに多くのメディアに取り上げられたことでその人気は増し、ライバルであった「犬」を抜き、近年稀に見る「猫ブーム」を起こしている。飼い主であれば、自分の可愛い猫の写真を撮り、残しておきたい&シェアしたいと思うのは当然。また猫を飼っていない人でも、可愛い猫の写真を撮ってみたいと思ったことはあるはず。そこで今回は、猫撮影のコツを伝授。上手な猫の撮り方をレクチャーしてくれるのは、独自の視点で街に暮らす外猫たちの自然な姿を撮影し、その作品が世界中の猫好きや多くのメディアからも注目をされている猫写真家の沖 昌之さん。猫好き必見! あなたもコツを覚えて、「可愛い!」と褒められるような猫写真を撮ってみませんか?
(TOP撮影:沖昌之)


1978年生まれ。兵庫県出身の猫写真家。2014年から本格的に猫の写真を撮り始める。主に外猫を撮影対象とし、独自の視点で写真を撮り続けている。現在は『AERA』や『猫びより』の雑誌連載のほか、日本テレビの「oha!4 NEWS LIVE」のおはにゃんを担当。写真集『ぶさにゃん』(新潮社)、『必死すぎるネコ』(辰巳出版)、『残念すぎるネコ』(大和書房)も好評発売中。なお、好みの猫は、歳を重ねるほどに生き様が顔に出る、大きな顔のオス猫。
ブログ「野良ねこちゃんねる。」
https://twitter.com/okirakuoki
Twitter 猫写真家 沖 昌之
http://blog.livedoor.jp/nora_neco_chan/
Instagram @okirakuoki
https://www.instagram.com/okirakuoki/


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撮影:沖昌之
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撮影:沖昌之
沖さんの猫センサーを頼りに街を歩き、猫を探す。この日は、幸運にもたくさんの猫と出会うことができた。普段は、お昼前から夕方位まで(猫の活動時間帯)撮影を行うという沖さん。さぞかし道に詳しいかと思いきや、実は方向音痴で道に迷うこともしばしば。 -
猫を見つけるとゆっくりと静かに近づき、視点を下げ、猫と同じ視点で撮影を行う沖さん。そのため四つん這いになることも多々。そうすることでより臨場感のある写真が撮れるのと同時に、普段見ている猫とはまた少し違った表情や仕草などを捉えることができる。沖さんにとって、この撮影スタイルはごく自然。それが、他の猫写真とは一味違った作品を生んでいる。
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撮影:沖 昌之
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撮影:沖 昌之
「猫は人やクルマの多い大通りではなく、そこから一本入った細い路地や住民だけが使用しているような細道、また袋小路などの方が出会える確率はグッと高くなります。猫を見つけた際の注意点、それは撮りたいという気持ちからくる焦りです」 -
猫を見つけた際、つい気が急いて、行動を早く取ってしまいがちですが、猫は神経質かつ気配を察知するので、そこは我慢をして、ゆっくり、そしてじっくりと撮影することを心がけましょう。意識をせず、しれっと撮影をするのがベスト。またカメラは、常に撮れるようにスタンバイしておくことをお勧めします」
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撮影:沖昌之
「何度も会ったことのある猫であれば、こちらの存在を認識し、わりと近くで撮影することも可能なのですが、「はじめまして」の猫の場合は警戒心が強いので、距離を置いて撮れる望遠レンズが有効になってきます」 -
撮影:沖昌之
「はじめましての猫だけでなく、私有地や屋根の上などにいる猫に対しても望遠レンズは有効です。人間がそこまで近づくことがないので、猫の警戒心もわりと緩み、より自然な表情や仕草が撮りやすくなります。猫写真を始めてみたいという人は、ぜひ持っておいた方が良いと思います」 -
「僕の場合、普段猫を撮影しに行くスポットは通い慣れた場所で、そこにいる猫たちも顔馴染み。なので撮影もしやすく、持っていくレンズは標準レンズと単焦点レンズの2本くらい。でも仕事で地方など新たな場所に行く際は、いつも望遠レンズを準備していきます」
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撮影:沖昌之
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撮影:沖昌之
「僕はほぼ毎日、幾つかの決まった場所に通い、猫の写真を撮っています。毎日撮っていないと写真が下手になる気がするのと、その場所に通うことで、猫たちとの関係性(警戒心が無くなる)もでき、より自然な写真を撮ることができるようになるからなんです」 -
撮影:沖昌之
「何度も通うことのメリットは、そこに住む猫たちを撮影、観察するうちに、それぞれの性格や行動パターン、仕草などが分かり、「あっ、次はコレをするな」と先を読んで、撮影ができるようになることです」 -
外猫を撮影する際、その地域の住人とのコミュニケーション(挨拶)も大事。普通に考えて、昼間からいい大人がカメラを持って街をウロウロしていたら怪しく思いますからね。猫が好きな住人であれば、親切に地元の猫が居る場所も教えてくれるので大変助かります」
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「3年前、たまたま公園で休憩をしている時に出会ったぶさにゃん先輩をきっかけとして、撮り始めるようになった猫写真。撮り続けるうちに、猫って何も考えていないように見えて、実は色々と考えていて、それぞれ個性や性格もあって、なんだか人間っぽいなと。そんな部分にも惹かれ、可愛いだけじゃなく、その子らしい瞬間を撮れたらいいなと思うようになったんですよね。通い続けることで、それぞれの子が分かってくる、そんな部分も楽しいんです。猫を撮影する際、時には逃げられてガッカリすることもあります。でも「猫は逃げるもの」。そんな風に気持ちに余裕を持って撮影に臨むのが良いと思います。その日、その子に出会えただけでもラッキーなんですから」
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エントランス完成予想CG
”トラディショナルモダン”をコンセプトとし、外観は日本の伝統色である「弁柄色」のアクセントウォールにコンクリート打ち放し風のバルコニースラブとガラス手摺を組み合わせる。またエントランス周りには市松模様のタイルをゲート状に貼り分け、伝統とモダンが共存する独創的なデザインとしている。
大通りから一本裏手に入ると、下町風情が今もなお色濃く残る根津。不忍通りや言問通り沿いには、新旧の個性的な店が並び、千駄木、谷中へと繋がる道は、人気の散歩コースにもなっている。さらに自転車を使えば、緑豊かな公園やショッピングが愉しめる上野エリアまでも10分圏内となっている。
※1.掲載の完成予想CGは計画段階の図面を基に描き起こしたものであり、実際とは異なります。形状の細部、設備機器、配管等は省略または簡略化の上、表現しております。今後、行政指導、施工上の理由等により、計画に変更が生じる場合があります。※2.植栽は、実際に植樹する植栽と樹形、枝ぶり、葉や色合いが異なる場合があります。また特定の季節の状況を示すものではありません。尚、竣工時には完成予想CG程度には成長しておりません。※3.本マンション敷地外の近隣建物、電柱、標識等は表現しておりません。※4.本マンションには店舗区画があり、店舗区画には看板設置スペースを設けていますが、本CGにおいては看板、設置用の器具等は表現しておりません。
クレヴィア文京根津
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